総投資額15億元
三菱地所、キャピタランドと高新区で産業パークを開発

 12月30日、三菱地所とシンガポールの不動産会社キャピタランドの不動産開発部門キャピタランド・デベロップメントが、それぞれ50%ずつ出資して共同事業体を設立し、蘇州高新区で産業ビジネスパークを開発することが発表された。総投資金額は15億元(約274億5,000万円)であり、2022年に建設を開始し、2024年に完成する予定である。土地面積約81畝(約86,467平米)、建設計画面積は22万平方メートルを超え、次世代情報通信技術、スマート製造、人工知能、バイオ医薬系企業に向けた総合的な産業ビジネスパークを建設する計画である。

三菱地所、キャピタランドと高新区で産業パークを開発
ビジネスパークの完成予想図

「蘇州は長江デルタ地域の重要な一部分として、製造業における飛躍的発展を遂げましたが、これからも新たな成長機会に積極的に取り組んでいきます。長い間、蘇州において事業を展開しているキャピタランドは、今回の投資を通し長江デルタエリアでの業務範囲を広げ、新たな経済発展モデルへの転換を進めています。今後も引き続き三菱地所と連携し、お客様へ高品質なサービスを提供しつつ、蘇州が世界における製造センターになれるように力を入れていきます。」

キャピタランド(中国)CEO・陳志商氏

「三菱地所は2011年の中国進出以来、全国で事業を展開しており、蘇州では誠品書店と奕欧来ショッピングセンターの建築などのプロジェクトにも参加しました。今回投資する蘇州高新区「日系企業の集積地」と呼ばれており、日本企業600社以上が集まり、大手企業も多く進出しています。三菱地所は、キャピタランドとの連携を強化することで、益々ブランド力を高めていきます。」

三菱地所上海投資咨詢有限公司董事長・平瀬豪宏氏

 三菱地所は、ピタランドと共に、蘇州高新区の産業基地優位性を生かし、双方の資源を活用することで、企業誘致及び区内産業のアップグレードに力を入れている。同パークは、生活者向けの設備や施設などが充実しており、次世代情報通信技術、スマート製造、人工知能、バイオ医薬系企業に向けた、「仕事・生活・研究」が一体化された総合的ビジネスパークの建設を計画している。

 今回発表された産業ビジネスパークは、全国最初の国家レベルハイテク開発区の一つである蘇州高新区に位置する。1990年設立以来31年間で、蘇州市全面積の内、僅か2.5%の使用で、蘇州市経済全体の10%を占めるようになっている。現在の高新区単独では、年平均GDP成長率40%、財政収入成長率26%を達成し、全国有数のハイテク産業開発区となっている。また、合計2,000社近くの外資企業が集まり、その内国家ハイテク技術企業約1000社、上場企業23社が含まれ、高度人材3.9万人が集まっている。

 高新区は引き続き、企業の皆様を支援して参ります。