リモートで省をまたぐ行政サービスを提供開始 長江デルタの更なる一体化へ

 5月21日、蘇州高新区政府サービスセンターの「長江デルタ-G60科学革新回廊※-省間総合サービス窓口」で、上海、江蘇、浙江、安徽四つの地域を超え、現地に行かなくてもできる、行政サービスにおける初めての「リモート手続き」が行った。(※G60高速道路沿いを中心とする回廊)

G60科学革新回廊

 効率的で便利な「リモート手続き」は、長江デルタの都市間の緊密な協力関係によって可能になっている。蘇州高新区の一体化開発は加速しており、企業や人々の「リモート手続き」への要求を満たしている。

省間総合サービス窓口

「リモート手続き」は24時間待機可能 72種類の手続きが対応

 長江デルタ地域は、中国の最もダイナミックで革新的な地域の一つである。活発な経済的な結びつきは、頻繁な人口移動をもたらしたが、人々が複数の場所を行き来し、手続きに対して高額な手間と費用がかかるという問題が長年に渡って存在していた。

「小さな問題」も解決し市民の幸福感を向上

 蘇州高新区は、長江デルタの行政サービス統合において、デジタル化を原動力に、旧システムの刷新と他都市と共同で問題の解決を積極的に取り込んでいる。

デジタル化

 今年3月10日、蘇州高新区行政認可局と上海楊浦区データセンター(行政事務センター)は署名式を行い、行政サービスにおける「リモート手続き」の提携による業務を正式に始めた。

署名式

 また、4月19日、蘇州高新区と上海楊浦区、浙江省泰州市、安徽省亳州市は、行政サービスにおける「リモート手続き」の提携を結んだ。4つの場所が緊密に連携し、行政サービスの「リモート手続き」という新しいサービスの確立を積極的に模索し、長江デルタにおける行政サービスの統合という新しいブランドを作り上げていくことを確認した。

「リモート手続き」の協力を正式に開始

 この四つの地域は、業務内容の確立、業務基準の明確化、処理プロセスの策定、窓口の設置、授権信託メカニズムの構築、郵便物配送ルートの開放という6つの側面から協力内容を決定しており、市場監督、社会保障、医療、ファイル照会などの主要分野を中心に、現在までに合計72件の業務内容が形成されている。

デジタル化によって地元でも全長江デルタの業務を得る

 「リモート手続き」の利便性と魅力によってより多くの人に普及するだろう。
「リモート手続き」を使用しているゴンさん

 ゴンさんは、「リモート手続き」の最初の「利用者」だ。

 上海の楊浦区公文書館で婚姻登記ファイルの照会申請を行ったところ、数秒後に蘇州高新区政府サービスセンターのスタッフがオンライン申請を窓口で受け取り、オンラインで提出された資料を承認した。

 1時間も経ってないうちに、スタッフは資料が正しいことを確認し、問い合わせ結果の紙のコピーを郵便宅配便でゴンさんに無料で送ってくれた。

 「2つの地域を回らなくても、ここで全てを処理できるのはとても便利です。」と、ゴンさんは嬉しい驚きの表情を浮かべていた。

「リモート手続き」のブラウザー

 今年4月16日、蘇州・無錫・常州高新区政府サービス一体化の開始式が行われた。

 蘇州高新区行政認証局、無錫高新区(新武区)行政認証局、常州高新区(新北区)行政認証局は、3箇所の行政サービスの「共通圏」を設立し、提携協力や共同建設のメカニズムを模索して、蘇州、無錫、常州の行政サービスの統合を促進することで、共に建設して、ウィンウィンを目指す。

開始式

 協力協定により、三つの地域はサービスの標準化、情報の共有、協力関係の正常化、組織の協同化などの分野で、提携協力や共同構築を行っていく。


 「蘇州高新区管理認可局は、長江デルタ地域の一体化発展という国家戦略に焦点を当て、「リモート手続き」の新しい要求と大衆の新しい期待に応じる。「リモート手続き」の業務を把握し、姉妹企業と協力して、「分権・管理・サービス」改革の最強システムを構築する。より速く、より良い結果で行政サービスの「リモート手続き」の新しい章を書くために努力することで、長江デルタ地域の総合的な発展における蘇州高新区の役割を示していきたいと思います。」と、蘇州高新区管理認可局の沈玉良局長が述べた。