蘇州島津、4期工場プロジェクトが着工

 8月3日、科学分析機器の世界トップ企業である島津機器の蘇州4期プロジェクトが高新区で着工され、式典が行われました。島津製作所は、蘇州高新区のより強い産業・サプライチェーン、及び一流の産業革新クラスターの構築に新しい原動力を加えました。

 島津製作所常務執行役員、島津企業管理(中国)有限公司董事長・青山功基氏、蘇州市商務局局長孫建江氏、蘇州高新区党工委書記・毛偉氏、区指導者虞美華氏が同着工式に参加しました。

 島津製作所は、科学分析機器の世界的リーディングカンパニーとして、光技術、X線、画像処理の3つのコア技術をベースに開発し、世界で高い評価を得ています。1998年、当区に島津器械蘇州会社が設立されてから、中国市場を持続的に重視して、二回の増資と生産拡大を行って、現在は既に島津製作所の最大の海外生産基地になり、中国における投資規模が一番大きな生産基地でもあります。

 今回、島津製作所は再び投資を追加し、モデルチェンジとグレードアップに深く力を入れ、第4期プロジェクトの投資建設を行い、日本本土でしか生産されていないハイエンド質量分析計の生産ラインを導入する予定です。また、オンライン環境検査機器などのより多くの先進技術製品、ハイエンド医療機器関連製品プロジェクトも蘇州高新区に導入し、当区の精密機器、ハイエンド医療機器などの産業発展に新たな動力を加えます。

 蘇州高新区党工委書記・毛偉氏は島津器械第四期プロジェクトの着工建設に祝意を表し、企業のこれまでの信頼と支持に感謝し、企業が更に多くの先進技術と製品を導入し、発展の質と効果を絶えず向上させることを望んでいます。「蘇州高新区は関連サービスの保障を十分にしっかり行い、プロジェクトの生産開始の効果を加速し、革新要素の企業への集中を促進し、企業の発展をサポートしてまいります」と述べました。

 島津製作所常務執行役員、島津企業管理(中国)有限公司董事長・青山功基氏は高新区が数年来島津機器に対する支持と助けに感謝しました。「高新区産業基礎が堅実で、革新資源が集中して、生態環境が優美で、公共の組み合わせが優良で、営業環境が一流で、会社が絶えず大きく強く発展する福地で、未来はプロジェクトの生産開始を加速して効果に達して、高新区が医療機器産業革新クラスターを建設するために貢献します」と述べました。

 ここ数年来、蘇州高新区はイノベーション駆動発展戦略を強力に実施し、開放型経済イノベーション発展の高地を構築し、強鎖補鎖延長プロジェクトを持続的に育成・導入し、精密機器、ハイエンド医療機器などの産業の発展と集中を推進しています。現在、当区の外資系企業の転換とアップグレードの質向上は加速しており、全区に外資系企業が2000社近くあり、各種外資本部と機能性機構が80社あり、世界500強企業の投資プロジェクトが62件あります。その中、全区に日系企業721社が集中し、パナソニック、キャノン、三菱、富士フイルムなど世界トップ500企業17社が進出して頂きました。