住友電工、電線工場第3期の起工式が開催

 8月19日、住友電工(蘇州)電子線製品有限公司の新工場、電線工場第3期の起工式が蘇州高新区にて行われました。同式典には、住友電工(蘇州)電子線製品有限公司総経理・神林氏、蘇州高新区党工作委員会副書記、虎丘区区長・宋長宝氏、高新区党工作委員会委員、管理委員会副主任・虞美華氏が出席しました。

起工式の様子

 住友電工(蘇州)電子線有限公司は、2001年に設立以来、電線・ケーブル分野のリーディングカンパニーとして、高新区の経済成長に多大な貢献をしてきました。同社の新工場を立ち上げ、新エネルギー車分野の電線などの環境関連製品への投資を増やす予定であり、当区の新エネルギー関連産業プロジェクトと人材の集積効果を高めるだけでなく、新エネルギー車産業の発展をけん引することを目指しています。

起工式の様子

「グリーン低炭素は、当区が力を入れている4つの新興産業イノベーションクラスターの一つです。住友電工(蘇州)電子線有限公司がこれを機に、引き続き当地での投資と建設を拡大し、業界の優れた技術人材を積極的に育成・吸収し、われわれと一緒に明るい未来を描いてくださることを期待しています」

蘇州高新区管理委員会副主任・虞美華氏

 蘇州高新区は、江蘇省初の「中日韓産業協力モデル園区」、中国唯一の「中日グリーン産業イノベーション協力モデル区」として、長江デルタ地域では有数の「日系企業集積地」、そして「日系企業の第二の故郷」となっています。

 現在、蘇州高新区には住友電工など「フォーチュン・グローバル 500」入りした企業17社を含む計685社の日系企業が集まっており、外資系企業全体の3分の1を占めています。今年になってから、われわれは防疫制限措置と経済活動の兼ね合いを図りつつ、1月から6月まで、一定規模以上工業の生産総額は1737億元、固定資産投資額は324億元、新たに87の外資系プロジェクトが立ち上がり、外資実際利用額は6億米ドルに達しており、新規登録企業数は12300社など、経済活動が安定かつ発展的に行われました。

 蘇州高新区は、日本企業の皆様を支援してまいります。