滸墅関経済開発区招商団が訪日

 5月17日、蘇州高新区党工作委員会常務委員、滸墅関経済開発区書記・周暁春氏一行は日本とシンガポールを訪問しました。招商チームは両国で、新規及び既存の企業を訪問し、様々な経済交流活動を積極的に展開することで、お互いの開放協力関係を更に深め、共益発展の目標を目指し、高水準の高品質な発展を推進しました。

 日本とシンガポールで、招商チームは驪住グループ、横浜ゴムグループ、マックス株式会社、ミクロン精密株式会社、星野グループ、シンガポールMiRXESグループ、ESR社本部、Leibcoアジア太平洋地区実験室などの企業を訪れ、東京大学、日本貿易振興機構JETRO、シンガポール国立大学、シンガポール南洋理工大学などの機関も訪問しました。誠心誠意な企業誘致行動を通し、一連の経済貿易協力の成果を収めました。

 5月18日、周暁春一行は東京大学の博士で、恒流科技会社の責任者である毛偉博士の研究チームを訪問しました。毛偉博士は、東京大学超伝導カーボンブラック実験室を見学し、単層カーボンナノチューブの生産プロセス、及び蘇州高新区に導入予定の実験室を詳しく説明し、同製品の現段階と未来の使用場面も招商チームに紹介しました。周暁春は「プロジェクトの建設を加速させ、産業化と規模化を早めに実現し、持続的な発展を促進することを期待しています。また、毛博士をはじめ、東京大学の研究チームが高新区とより広範な協力を結び、東京大学革新創業センターを蘇州高新区に導入することを望んでいます。」と述べました。

 毛博士が創立した恒流科技会社は業界をリードする高級導電剤国産化サービスサプライヤーであり、蘇州高新区の「ipp創智産業園」 に単層炭素ナノチューブキログラム級のパイロットラインを建設する予定です。

 5月19日、周暁春一行は驪住グループを訪問し、企業の管理者各位と意見交換を行いました。交流の中で、驪住の関係責任者は蘇州高新区政府の驪住グループに対する強力な支持に感謝して、今後もが蘇州で絶えず発展する決心を示しました。周暁春は「驪住集団との縁をたどり、企業が蘇州高新区を進出して頂いたことに感謝しました。近年、蘇州高新区の高速発展、交通環境、都市更新、生態文明、及びサービス面における著しい発展を紹介し、関係責任者が蘇州高新区を訪問することを期待しています。」と述べました。

 驪住プロジェクトは2021年9月に滸墅関滸青路67号に移転し、2022年に第一期プロジェクトが正式に開業しました。驪住グループが中国大陸の生産基地で統合を推進しているため、プロジェクトの第一期のスペースが飽和状態になり、現在、滸が原関で第二期プロジェクトを開始する予定です。

 現在、蘇州高新区には700社以上の日本企業が集まり、蘇州市日系企業の3分の1を占め、その中三菱グループを含むフォーチュン・グローバル500にランクインする企業は17社あり、全国唯一の「日中グリーン産業イノベーション協力モデル区」と承認され、江蘇省第一陣の「日中韓(江蘇)産業協力モデル園区」の一つとしても表彰されました。

 蘇州高新区は引き続き、日本企業誘致の強化、区内産業のアップグレード、外資企業に向けたサービスの向上に力を入れていきます。