Thermo Fisher副総裁が高新区を訪問
蘇州で更なる発展を図る

 9月2日、蘇州高新区党工業書記毛偉は、賽黙飛世爾科技(Thermo Fisher Scientific)グローバル業務サービスの高級副総裁・Konrad W. Bauer氏、中国区総裁・Miguel Faustino氏一行と会見し、将来の協力について意見を交換しました。

 Thermo Fisher Scientificはニューヨーク証券取引所に上場された世界フォーチュン500企業で、食品安全、医薬品と細胞の分析、幹細胞研究、環境保護などの分野で総合ソリューションを提供しています。同社は蘇州高新区に、アジア太平洋エリア最大の生命科学産業基地を含む3つの工場と、世界CROランキング上位5社の傘下にある実験室百時益(PPD)蘇州公司を1つ設置しています。ここ数年、同社は開発生産ラインを蘇州高新区に導入しており、産業アップグレードと創新発展に力を入れています。今年第一四半期、同社のアジア太平洋地域最大生命科学産業基地が稼働開始となりました。

 会見の中で、毛偉代表は区党工業委員会、管理委員会を代表し、Thermo Fisher Scientificに感謝の意を表しました。「高新区は現在、「2+3」の現代化産業体系を積極的に構築し、医療機器や健康などの新産業を発展させており、全市の産業科学イノベーションの主陣地、新質生産力の重要な成長極を全力で構築しています。賽黙飛が引き続き高新区を深く耕し、絶えずモデルチェンジとグレードアップを行い、より多くの新技術、新モデル、新プロジェクトを導入するように、心より期待しております」と語りました。

 Konrad W. Bauer氏は、「当社はここ数年、高新区で開拓を続け、着実に発展してきました。すでに多くの機関を設立しており、新プロジェクトの推進も加速しており、双方の協力は新たな段階に進んでいます。これには高新区の強力な支援が欠かせません。当社は今後、双方の協力をさらに深化させ、研究開発・イノベーションを強化し、より多くの研究開発センター、専門人材を導入し、高新区と共同発展していきます」と述べました。

 Thermo Fisher Scientificの関連幹部、蘇州高新区指導者の虞美華氏、周暁春氏、及び関連部門、行政エリアからの責任者らが会見に参加しました。