2021年度江蘇省エンジニアリング
技術研究機関を発表
科学技術イノベーションの更なる飛躍

 2021年度江蘇省エンジニアリング技術研究機関プログラムについての発表が行われ、蘇州高新区においては新たに31社の支援が決定となった。

 ※江蘇省エンジニアリング技術研究機関プログラムは、産業科学技術の革新、研究開発プラットフォームの構築を目指し、企業に研究、実験に関するサービスを一式で提供することで、産業発展における共通の重要技術を開発し、地域全体革新能力と市場競争力を高めることを目的としている。

発表された企業のリスト

番号研究機関名企業名
1江苏省高精密冲压模具工程技术研究中心艾柯豪博(苏州)电子有限公司
2江苏省高稳定性自动化智能测试装备工程技术研究中心博坤机电(苏州)有限公司
3江苏省智慧护理工程技术研究中心苏州德品医疗科技股份有限公司
4江苏省伽蓝光通信波分复用器工程技术研究中心苏州伽蓝致远电子科技股份有限公司
5江苏省智慧型环保商用制冷陈列柜工程技术研究中心哈斯曼制冷科技(苏州)有限公司
6江苏省电子材料精密模切工程技术研究中心苏州恒坤精密电子有限公司
7江苏省高性能物流自动导引车工程技术研究中心华晓精密工业(苏州)有限公司
8江苏省辉创电子车用安全系统工程技术研究中心辉创电子科技(苏州)有限公司
9江苏省百丰智能化微型电声元件工程技术研究中心苏州百丰电子有限公司
10江苏省安全高导通新能源锂电池连接片工程技术研究中心苏州聚天合科技有限公司
11江苏省克诺尔轨道交通制动系统工程技术研究中心克诺尔车辆设备(苏州)有限公司
12江苏省智慧酒店客控系统工程技术研究中心快住智能科技(苏州)有限公司
13江苏省动力电池成套智造装备工程技术研究中心苏州朗坤自动化设备股份有限公司
14江苏省食品安全检测工程技术研究中心欧陆分析技术服务(苏州)有限恐司
15江苏省5g毫米波天线工程技术研究中心普尔思(苏州)无线通讯产品有限公司
16江苏省汽车一体化压铸精密部件工程技术研究中心苏州圣美特压铸科技有限公司
17江苏省电力电子与智能电网工程技术研究中心苏州爱科赛博电源技术有限责任司
18江苏省液晶显示器背板工程技术研究中心苏州奥塞德精密科技有限公司
19江苏省医用X射线高频高压发生器工程技术研究中心苏州博思得电气有限公司
20江苏省数字李生与物联信息工程技术研究中心苏州创捷传媒展览股份有限公司
21江苏省高阶湿制程清洗设备工程技术研究中心苏州冠博控制科技有限公司
22江苏省半导体材料的高性能多线切割机工程技术研究中心苏州赫瑞特电子专用设备科技有限公司
23江苏省高集成锂电池电源管理系统工程技术研究中心苏州精控能源科技有限公司
24江苏省重大疾病分子精准靶向药物工程技术研究中心苏州立新制药有限公司
25江苏省特铭精密汽车内饰部件工程技术研究中心苏州特铭精密科技有限公司
26江苏省工业炉窑节能工程技术研究中心苏州新长光热能科技有限公司
27江苏省智能自动化设备工程技术研究中心苏州卓汇自动化设备有限公司
28江苏省零售门店高效运营管理系统工程技术研究中心苏州万店掌网络科技有限公司
29江苏省智慧化手术部系统设计工程技术研究中心韦氏(苏州)医疗科技有限公司
30江苏省合金材料 3D 精密蚀刻工程技术研究中心苏州运宏电子有限公司
31江苏省正济药业手性合成药物工程技术研究中心苏州正济药业有限公司

克諾爾車両設備(蘇州)有限公司(ドイツ・クノールブレムゼ・グループ)

クノールブレムゼ・グループ

 クノールブレムゼ商用車システム(蘇州)中国R&Dセンターは、ドイツ・ミュンヘン、米国・ニューヨークと並び、重要な研究開発拠点の一つとなっている。ミュンヘンを拠点とするクノールブレムゼ・グループは、鉄道・商用車用のブレーキシステムの分野で世界をリードする企業である。2004年に蘇州高新区にて設立、2007年に研究開発チームが作られ、クノールブレムゼ(蘇州)システム技術センターへと発展した。その後、クノールブレムゼ(蘇州)は、2012年に国家ハイテク企業の認証を受け、ブレーキシステム技術に関するタイプの選定と応用などの業務を担っている。

韋氏(蘇州)医療科技有限公司(SinoDeu Medical)

SinoDeu Medical

 2018年1月に設立、世界最先端のデジタル手術室と近代化された病院物流システムを病院に提供する会社である。IoT技術に基づくインテリジェント手術室の開発に注力し、蘇州高新区の科学技術イノベーションの重要な一部分となり、今回の支援リストにも含まれている。

蘇州精控能源科技有限公司精控エネルギー科学技術)

精控エネルギー科学技術

 2015年9月に設立、電源管理システム分野における先端技術の開発を中心とした総合ソリューションを提供している。バッテリーセル、自動車製造、電子制御、アルゴリズムにまたがる世界的なトップ企業として、注目されており中でも、独自技術であるIPCP電源管理システムは、バッテリーのコストを大幅に削減する独占技術として、業界をリードしている。

欧陸分析技术服務(蘇州)有限公司(ルクセンブルクユーロフィンス テクノロジー)

ユーロフィンス テクノロジー

 2006年11月に設立、ユーロフィンズ・テクノロジー・グループが全額出資する、中国初の専門的な食品試験所である。微生物学、残留農薬、残留動物用医薬品、重金属、定性・定量的遺伝子組み換え、食品の真正性などの検査サービスを提供している。最も注目される農学分析室では、将来性のある赤外分析技術を用いて、土壌の化学的、物理的、生物学的特性50項目を含め、迅速分析を行っている。

蘇州高新区では…

技術研究機関

 蘇州高新区は、江蘇省レベルのエンジニアリング技術研究センターの建設を積極的に推進しており、企業へのコンサルティングやプラットフォームの構築などを通じて、企業が大学や研究機関に依存して研究開発機関を建設することを積極的に指導しております。 今回発表した31の研究機関に加え、蘇州高新区の江蘇省レベルのエンジニアリング技術研究開発機関は173機関に達しました。また、蘇州高新区には、中国国家級エンジニアリング技術研究センターが1つ、蘇州市レベルの研究センター595機関があり、その他の一般研究開発機関を含めて、合計約1,500機関となっています。

 蘇州高新区管理委員会は、企業の更なる発展を期待しております。