CCTVで報道:蘇州高新区太陽インキ
7月21日、蘇州高新区管轄の楓橋街道がCCTVニュース番組「朝聞天下」で報道され、外資企業誘致の優れた地区として全国で注目されています。
2022年上半期、中国は外資企業誘致に力を入れつつ、外資系の投資規模は2桁成長を達成し、中国の経済発展に活力を与え、新たな原動力となっています。
国内外の様々な難題に直面しいてる中国ですが、なぜ外資企業進出時の第一候補地となっているのか、外資誘致に最も強い江蘇省で答えを探っていきます。
2022年3月、蘇州高新区に入居している太陽インキ(蘇州)有限公司は、蘇州高新区管理委員会と契約を締結し、太陽ホールディングスの海外における最初で唯一の研究開発センターを当区において開設することが発表されました。先日、同研究開発センターの建設計画が承認され、専任の担当者が同社の責任者と実施に向けて打ち合わせを行いました。
太陽油墨(蘇州)有限公司は、世界有数のプリント配線板用ソルダーレジスト(SR)インキの供給者である日本太陽ホールディングス株式会社が直接投資した海外子会社として、2001年に高新区に設立されました。去年の生産総額は10億元であり、利益は1.5億元に達しました。
同社は、非常に良好な経営状況で事業を展開しており、収益性も非常に高まっていますが、この20年間、蘇州工場での設備更新はほとんどありませんでした。蘇州における生産拡大、及び更なる投資を目指し、蘇州高新区政府は3月に同社の日本本社とオンライン会議を行いました。そこで、優れたビジネス環境と利益を用いて再投資することで得られる優遇政策について詳しく説明することによって、日本本社は蘇州子会社の昨年利益1.5億元の内、1億元を今回の研究開発センターに投資しました。
太陽インキ(蘇州)有限公司総経理・三島大輔氏は「この数年間、中国市場では技術的な発展が著しく、世界最先端のレベルを追いかけ続けています。今後、中国の5G、半導体関連産業の市場も成長性が高いと考えられる為、日本本社を説得し、中国への投資を更に増やして行きたいと思います」と述べました。
注目度の高い国家開発区
先日、シーメンス中国・東アジア本社が蘇州高新区に設立されることもCCTVで報道され、当区の優れたビジネス環境についても「人民網」にて紹介されました。
企業のニーズを全体的に把握した上、支援サポートの強化、優遇政策の説明を通し、蘇州高新区はより高品質なビジネス環境を構築していきます。