島津製作所・蘇州第四期工場が開業

 12月18日、島津儀器(蘇州)有限公司第四期工場が開業しました。開業式には蘇州市委員会副書記、呉慶文市長、島津製作所社長山本靖則氏などが出席しました。

 島津製作所は1875年に日本の京都市で設立され、「光技術、X線技術、画像処理技術」の三大コアを基盤に、分析・測定機器、医療機器、航空産業機械、生命科学、環境保護などの分野で高い評価を得ており、2023年の売上高は約253億4900万元です。

 島津儀器(蘇州)有限公司は、島津製作所が全額出資して設立した生産企業で、分析・測定機器の生産に力を入れており、本社の「製造の国際化」の一環として、1998年に蘇州高新区に進出して以来、二回にわたって増資と生産拡大を行い、島津グループの中で投資が最も大きく、発展が最も良い生産基地となっています。今回開業する第四期工場では、日本本土でのみ生産するハイエンド質量分析計の生産ラインを導入し、オンライン環境測定機器などのより多くの先進技術製品、凝固分析機器などのハイエンド医療機器関連製品プロジェクトを導入します。第四期工場の生産開始に伴い、蘇州工場の生産能力は2.5倍に向上します。

 市政府秘書長の兪愉氏、蘇州高新区と市の関連部門の責任者などが活動に参加しました。