起業を目指す若手人材のために
無料住居の提供を開始
蘇州高新区が「起業者の楽園、イノベーターの天国」というミッションを人材優遇制度に落とし込み、2020年末には蘇州市初のシステム化された運営方法を適用した青年人材マンションとして、ホテル型マンション全7棟の運営を開始した。これをきっかけに、更に多くの若手人材を就業・起業を行うよう高新区に呼び込む体制が整った。
新年初の大学生入居者
2021年1月19日、獅山地区に位置する高新区青年人材マンションが今年初の入居者を迎えた。江蘇省塩城市出身の唐さんである。
23歳の唐さんは大学4年生である。入居前、高新区にある名碩電脳(蘇州)有限公司による面接通知を受けたという。
1月17日、唐さんはインターネットで高新区にて青年人材マンション運営開始の記事を読み、高新区共青団委員会に問い合わせた結果、スタッフによる案内通りに入居申請手続きに必要な書類を提出し、無事に審査を通過し宿泊することができた。
なぜ蘇州高新区なの?
“ビジネス環境が整備されていて、QOLが高いから!”
「2年前の旅行がきっかけで蘇州という町を好きになりました。ビジネス環境もいいし、北京、上海、広州などの大都市よりも、蘇州での暮らしが気楽だと思います。大学の先輩の中にもここに就職した人が多いので、名碩(名碩電脳(蘇州)有限公司)のオファーをもらった後迷うことなく来ました」
人材マンションはどう?
“ホテルにタダで住めるなんて最高!”
「最初は寮みたいな感じなのかなと思ってましたが、まさかの本格的なホテルでした」こうした“サプライズ”に思わずwechatでみんなに知らせた唐さんは「大学の同級生や友達がみんな驚きました。就職が決まっただけでなく、高新区は家賃無料で部屋を貸してくれるだなんて」と語った。
その他、唐さんは高新区が用意した心を込めたギフトパックをもらった。中には高新区手書き地図、就業起業支援政策指南、路面電車eチケットなどが入っている。
青年人材マンション
青年人材マンションとは、高新区が「起業者の楽園、イノベーターの天国」というミッションの実現に向けて講じた措置の一つである。昨年末には、蘇州市初のシステム化された運営方法を適用した青年人材マンションとして、ホテル型マンション全7棟の運営を開始した。本措置は、高新区における就業・起業を促進するため、所要条件を満たしている他市の新卒者(大卒以上)対象に7日間以内の無料宿泊を提供するものとする。
2021年、
高新区青年人材マンションが
約4500名の大学生入居者を
受入れる見込みであり、
大学生の皆さんに起業・就業相談、
都市見学、地域受け入れ支援といった総合サービスを提供するという
と同時に、若手人材による就業・起業への全方位的なサポートを行うには、高新区が『蘇州高新区高等教育機関学生実習費補助及び就業奨励金実施方法』『“智汇苏高新”青年人材生活補助実施方法』を発表した。また、人材受入オンラインプラットフォームーー“就在苏州 乐享高新”が設立された。
入居するには?
1、申込み資格(次の条件をすべて満たす方が申込みいただけます)
①高新区にて起業、あるいは区内の民間企業・政府機関に就職するための諸活動(政府関係部門主催の人材イベントや説明会を含む)に参加する方
②蘇州市域外の大学以上の全日制高等教育機関新卒者の方(大学4年生や既卒1年目の方を含む)
③蘇州市戸籍以外の戸籍をお持ちの方
2、サービス内容
無料宿泊期間:指定宿泊施設にて最大7日間の無料宿泊を提供する
その他サービス:就業企業情報や人材政策情報提供、生活相談、地域受け入れ支援といったオンライン・オフラインサービスを提供する
3、入居条件
①素行が善良であり、犯罪などの不法行為の記録がないこと
②健康状態が良好であり、重大疾病や伝染病、重度の精神障害をお持ちでないこと
③常熟市・張家港市・太倉市・昆山市を含む蘇州市以外の戸籍を持ち、蘇州市が発行した居住証明書を持っていない方で、申込者本人を含めた同居世帯全員が、蘇州市域内にて持ち家がないこと
④過去に高新区青年人材マンション無料宿泊サービスを申請した履歴がないこと
⑤青年人材マンションの各規約を遵守すること
4、申込の流れ
青年人材マンションオンラインプラットフォーム(更新中)
入居をお申込みされる方は、下記のQRコードを読み取り、画面に表示される入居申請書を記入したうえで、身分証明書(両面)、学歴証書及び学信網アーカイブ記録あるいは学生証(個人情報頁及び大学4年次登録済み記載頁)、面接通知(案内状)のスキャンファイルを添付し、入居希望日の72時間前までにsndtuanwei@163.com宛にご送付ください。