蘇州高新区について
正式名称は「蘇州国家ハイテク産業開発区」。総面積は258平方キロメートルです。
東は京杭大運河に臨み、蘇州の古い街と隣接し、西は太湖に至ります。総人口は80万人を超え、日本人は3000人以上在住しています。自然、文化とハイテク産業を融合した街づくりを目指しています。
沿革
1990年 | 開発開始 |
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1992年 | 国家級ハイテク産業開発区と認定 |
1999年 | 中国初のISO14000国家環境管理モデル地区と認定 |
2001年 | 中国初の国家環境保全産業パークを設立 |
2003年 | 国家級輸出加工区を設立 |
日系企業誘致200社達成 | |
2005年 | 蘇州科技城(サイエンスシティ)を設立 |
国家級保税物流センターを設立 | |
中国知的財産権保護モデル地区と認定 | |
2006年 | 日系企業誘致300社達成 |
2008年 | 中国アウトソーシング重点発展地区と指定 |
2009年 | 日本企業誘致400社達成 |
2012年 | 日本企業誘致500社達成 |
2021年 | 第一陣の中日韓(江蘇)産業協力モデル地区と認定 |
日本企業誘致600社達成 | |
2023年 | 日本企業誘致700社達成 |
発展戦略
現在、約2,000社の外資系企業と7,300社の国内企業が進出し、電子通信、精密機械、ファインケミカル、バイオテク、新型エネルギー、R&D、アウトソーシング、エコ産業など、バリューチェーンが形成されつつあります。既存の主導産業である電子通信産業と精密機械産業を更に強化する一方で、新型エネルギー産業、バイオ製薬、環境に優しい産業、または医療保健業、商業などのサービス業を新たな基幹産業として育成し、バリューチェーンの完備とグレードアップに取り組んでいます。
蘇州高新区の日系企業
蘇州高新区に進出している日本企業は751社を超え、中国沿海地域の中でも最も多くの日本企業が集積しています。