ウシオ電機蘇州支社、蘇州高新区と奨学金制度の協定書を締結

 ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:内藤 宏治)の中国における製造会社、牛尾電機(蘇州)有限公司は、4月6日に、蘇州高新区との間で「牛尾英才愛心基金(奨学金)」と協定書を締結しました。

締結式の様子

 締結式には、蘇州高新区慈善総会長の蒋国良氏、牛尾電機(蘇州)有限公司董事長兼総経理の板羽昌行氏ほか高新区社会事業局、教育局、商務局などの政府関係者が参加しました。

 板羽昌行氏から、「優秀な人材が大勢集まっている高新区はこれまで、人材育成に力を入れてきました。その一助として、この度は今後中国の発展を担う若者を育てることを目的に、「牛尾英才愛心基金」を設立し運営していくことで合意しました」との挨拶が行われました。

牛尾電機(蘇州)有限公司 板羽昌行氏(左二)

 締結式においては、牛尾電機(蘇州)有限公司は蘇州高新区慈善総会に224.86万元(約3773万円)を寄付し、給付型の奨学金基金「牛尾英才愛心基金」を設立しました。蒋国良会長から板羽氏に寄付金受領証明書を渡しました。

▲寄付金の交付と寄付金受領証明書の授与の様子(下左:板羽昌行氏、下右:蒋国良氏)

 当基金の設立に伴い、双方の代表者および関係部門からなる「牛尾英才愛心基金管理委員会」が立ち上げられ、今後は高新区教育局と提携し「牛尾英才教育助力計画」を展開していく予定です。


牛尾英才愛心基金の給付内容

 当基金は、蘇州高新区内の小中学校や高等学校、大学などの教育機関に在学している者で、学業成績、人物ともに優秀でかつ勉学意欲がある学生に対し、選考を行った上で年度ごとに60名程度の奨学生を選定し、総額30万元の支援を行います。

 毎年6月に奨学金の募集を開始し、学年に応じて一人当たり1000元~10000元の一時金を給付します。

 牛尾電機(蘇州)有限公司は、2009年から経済的な理由で大学進学・進級が困難な学生(計355名)への支援を行い、12年間の寄付総額は167.5万元に達したという。


  蘇州高新区慈善総会は、今後引き続き「市民のために」と貧困・教育格差の解決に向けて、慈善活動を展開してまいります。