赤松秀一総領事・大使　蘇州高新区を視察

　11月19日、蘇州市委副書記、蘇州市市長代理・呉慶文氏は、蘇州金鶏湖国際会議センターにて在上海総領事館赤松秀一総領事・大使と会談した。

　蘇州市委副書記、蘇州市市長代理・呉慶文氏は蘇州市委を代表し、赤松秀一総領事・大使に歓迎の意を表し、蘇州の発展に関心を寄せられていることに感謝を示した。呉慶文市長代理は、「近年、蘇州市は優れたビジネス環境を建築しつつ、長江デルタにおいて重要な「日本企業集積地」になると同時に、日本からの投資も蘇州経済にとり、とても大事な実績になっています。今年の9月までに、蘇州に進出した日本企業数が1500社を超える一方、蘇州企業が日本に投資したプロジェクトも92件を数え、拡大傾向となっている。現在、蘇州は長江デルタ一体化の発展など一連の国家戦略を進め、「上海・蘇州の統合」（沪蘇同城化）を推進しております。これからも、日中協力の模範地区の建設を目指し、より多くの分野での更なる発展を期待しています。」と述べた。

　赤松秀一総領事・大使は、長い間に蘇州の日本企業を支援してきた蘇州政府に感謝の意を表すと同時に、「これからも、日中（蘇州）地方発展合作モデル区の協力におけるこれまでの業務協議メカニズムを継続し、来年の日中国交正常化50周年にあたっては、蘇州官民対話を始め、各分野における交流をさらに積極的に推進していくことを期待しています。」と述べた。

　会談後、赤松総領事・大使は蘇州高新区淮海街に位置する蘇州日本人学校を訪問した。虻川康士校長の案内で教室を視察し、先生たちと意見交換を行った。

　赤松秀一総領事・大使はまた、会談前日の11月18日には、蘇州高新区の川崎精密機械（蘇州）有限公司と蘇州泉屋百貨も訪問し、視察を行った。

蘇州日本人学校

　蘇州日本人学校は、前身である蘇州日本人補習授業校（開校1997年）を経て、文部科学省・中国政府の認可を受け2005年に開校した。小学校1年生から中学校3年生までの小中一貫校であり、教室は清潔でゆったりとしたスペースになっている。また、日本国内よりも少人数編成の学級で、一人ひとりへのきめ細やかな指導が可能となっている。蘇州日本人学校は、日本文化の発信基地になることをめざし、さまざまな交流活動を積極的に行い、児童生徒も現地校交流や地域イベントに参加するなど、日本文化を発信する重要な役割も担っている。

学校の紹介　https://snd-jp.com/life-environment/education/

川崎精密機械（蘇州）有限公司

　川崎精密機械（蘇州）有限公司は2005年に設立され、川崎重工業株式会社の子会社であり、川崎精密機械・ロボットカンパニーの中国における生産供給基地として、日本と同じ製造技術と設備を使い日本と同品質の製品を顧客に届けている。川崎重工業株式会社（ロボットカンパニー）は、百有余年の歴史を有し、油圧システムとそのコンポーネントの先駆的メーカーである。

蘇州泉屋百貨

　「蘇州泉屋百貨」は、蘇州泉屋が運営するイズミヤグループの中国1号店である。「安全･安心な食スタイルの提案」と「高感度･高品質なファッションライフの提案」を基本コンセプトにした日本流のすぐれたサービスを提供する施設である。全体環境は地域のお客様に親しんでもらえるように、明るく清潔感にあふれた心地よい空間であるとともに、日系らしい上質なおもてなし空間を創出している。

　蘇州高新区は、引き続き企業の皆様を支援してまいります。

　（部分图片出自上海日领馆公众号文章“赤松大使到访江苏省苏州市“，如有侵权请联系我们删除。）