コストコ蘇州店本体工事完了 年末グランドオープン予定
昨年4月に、蘇州高新区内の土地を1億4254万元で落札取得した米国の会員制量販大手コストコ・ホールセール傘下の独資中国国内企業(コストコ蘇州貿易有限会社)は、中国の上海1号店に続き蘇州高新区に3号店※を、今年の年末にグランドオープンする予定を発表した。
※建設進捗状況次第では上海2号店を追い越してオープンする可能性もあるとされている。
現地の情報によると、蘇州高新区城際路の西側で、現在建設中のデカトロン蘇州旗艦店(フラッグショップ)の南側にて建設中のコストコ蘇州店はこのほど、本体工事が完了し、内部工事も最終段階に入ったという。9月には完工する見込みである。
コストコ蘇州店は建築面積が約52,000㎡で、1階の売り場面積が約16,000㎡で上海1号店とほぼ同じ規模である。2階、3階及び3階屋上は駐車スペースとなっている。
地下鉄3号線蘇州新区高鉄駅徒歩圏内であり、売場入口に直通する地下鉄6号線城際路駅も2024年6月に開業する予定である。
これまでに日本のイオンモール、スウェーデンのイケア、フランスのデカトロンと米国のコストコといった世界級の大手小売企業4社が次々と蘇州高新区に出店しおり、大型商業集積地区を形成しつつある。
蘇州にいながら海外旅行気分でお買い物が楽しめるということで現地で人気を集めている。