高新区で自然を身近に感じる 
農村民宿のご案内

 あけましておめでとうございます。
 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 忙しく働いていると、ふと喧騒から離れて心と身体を休めたくなることはありませんか。先日蘇州市が発表した「2021年蘇州農村民宿リスト」に入選した「樹間院」農村民宿「蘇滸」農村民宿を含め、高新区で人気のある高品質な農村民宿をご紹介致します。

 ① 「樹間院」農村民宿(树间院共享农庄)

 ② 「蘇滸」農村民宿 (苏浒共享农庄)

 ③ 「太湖湿地浄園」農村民宿(太湖湿地净园共享农庄)

 ④ 「曇泉」農村民宿(云泉共享农庄)

 農村民宿(シェアファーム)とは、農業企業、協同組合、鎮・村における経済組織及び農業関連の混合所有企業などが建設・運営し、地元の農民たちも参加する新たな農村建設・運営モデルです。農村民宿は「農業シェア」と「民宿シェア」という2つの特徴があり、農業サイクル、農業イノベーション、農事体験の一体化を進めています。

・「樹間院」農村民宿

住所:蘇州市虎丘区通安鎮樹山村沿頭巷25号(苏州市虎丘区高新区通安镇树山村沿头巷25号)

 「樹間院」農村民宿(シェアファーム)は蘇州高新区通安鎮樹山村エリアに位置し、大陽山国家森林公園の北部にあり、東は姑蘇古城、西は太湖に接し、周辺の交通はとても便利です。総面積は約142畝(1畝=約667平米)となり、その内約140畝はお茶と梨の栽培エリアです。同民宿には、梨の樹栽培、お茶栽培、民宿レジャー施設、田園飲食という四つのエリアがあり、陽山西路、大石山路、喜楽路などと接しています。

 樹山村エリアにおける特色ある自然と農業を活用し、「樹間院」農村民宿は「生態田園」+「農村民宿」を中心に、現代型の農産業とレジャー施設や民宿などを有効に統合し、農村生活、農事体験、観光旅行などが一体化された新たな農村民宿をお客様に提供しています。

・「蘇滸」農村民宿

住所:蘇州市虎丘区西塘河路西150メートル(苏州市虎丘区西塘河路西150米 苏浒休闲渔业生态园)

 「蘇滸」農村民宿(シェアファーム)は蘇州高新区滸墅関鎮華盛コンミュニティ(社区)にあり、東は西塘河路、南は盛埂上自然村、西は沪寧高速道路、北は花野圩自然村に接しています。総面積は約300畝であり、その内260畝は稲とエビの総合栽培・飼育(稲蝦共作)※エリアと菜園となっています。

※稲田でエビを飼育することを「稲蝦共作」といいます。

  同民宿には稲蝦共作、菜園、レジャー施設と民宿という四つのエリアがあり、特に稲蝦共作を特色にして、現代型の農業生産と高品質な民宿体験の融合発展を進めています。

「太湖湿地浄園」農村民宿

住所:蘇州市高新区鎮繡品街1号(苏州市高新区镇湖绣品街1号) 

 「蘇州太湖湿地・浄園」農村民宿(シェアファーム)は高新区鎮湖の西部に位置し、太湖の美しい風景がすぐ目に入る、最高の場所にあり、綺麗な山々、鳥のさえずり、花々が、田園風景と太湖の美しさと調和しています。総面積は約3810畝であり、その内農業生産面積が210畝、有機稲の栽培エリアが110畝、果樹園が100畝となっています。同民宿は、「浄園雅居酒店」を中心に、完備された施設でお客様に特色ある農家レストランと宿泊を提供し、会議室なども用意しています。

 その他、小動物観察エリアと親子で遊べる場所、稲食文化展示館、蘇州万博新館、パンダの科学館があり、展示、宣伝、教育などの機能が一体となり、地元の民俗文化、米食文化、農業文化も体験できます。

 同民宿は国家レベルの湿地公園、AAAA級観光地である蘇州太湖国家湿地公園と連携し、ネット上のヒットスポットである梅、桃、農民果樹園、黄桃果樹園と広い有機稲田があり、体験、試食、摘み取りをし、太湖周辺の風景と特色ある生活を楽しんでいるお客様が多くいます。

・「太湖湿地浄園」農村民宿

「曇泉」農村民宿

住所:蘇州高新区通安鎮樹山路98号(苏州高新区通安镇树山路98号) 

 「曇湖」農村民宿(シェアファーム)は、蘇州新灏農業旅行発展有限公司が高新区樹山村において開発した、「三生同歩」、「三産融合」、「三位一体」が統合された蘇州風(蘇式)の農村民宿です。

 総面積は277畝で、雲泉茶、梨、季節の野菜などを中心とした農業生産が136.9畝となっており、宿泊施設、梨園、茶園、野菜基地、ビジターセンター、「双創」センター、木道などのエリアが9箇所あり、民宿、田園観光、農事体験、文化宣伝が一体化された蘇州農村民宿です。

・「石帆」農家民宿(建設中)

 現在建設中の「石帆」農家民宿(シェアファーム)は、村の農業文化を十分に探索し、「農村旅行+特色ある民宿+地元文化」のブランディングに力を入れており、太湖周辺農村における文化体験と観光旅行の価値を再現し、地元の村民が共有する農村民宿の発展を目指しています。

 同民宿の総面積は約292畝で計画されており、第1期は民宿、会議室、飲食サービスを提供する「芳菲別院」エリア、第2期は「原宿」、「景観稲田」などで、民宿と共に農事体験も提供する予定です。


 高新区にて開発された4つの農村民宿は、総経営面積4353.07畝であり、その内701.24畝は農業生産用地、3651.83畝はレジャー施設となっており、新たに17の農業経営体が参加し、15の公共レジャー施設が建設され、「農業+」という新しい総合開発モデルを構築しています。

 ぜひ一度、訪れて見てください。

 今年も引き続き、宜しくお願い致します。