蘇州高新区×韓国企業
新工場建設について表明
11月18日、蘇州高新区と万都海拉電子(蘇州)有限公司(Mando-Hella Electronics)の本社とのオンライン会議が実施された。蘇州高新区党工委副書記、虎丘区代理区長・宋長宝、万都海拉電子(蘇州)有限公司本社社長・長尹八柱氏がオンライン会議に参加し、産業構造の転換や両地域の連携などのトピックスについて意見交換を行った。その他、万都海拉電子(蘇州)有限公司の総経理・権五振、高新区招商局、招商センター、科学城の責任者も会議に参加しました。
蘇州高新区党工委副書記、虎丘区区長代理・宋長宝は「長い間、蘇州高新区全区の経済発展に積極的な役割を果たしてきた万都海拉電子(蘇州)有限公司に心より感謝申し上げます。」と述べ、「今回第三期の工場建設に投資することで、万都海拉は今後も引き続き高新区と共に発展に向かっていくことを認識しています。万都海拉が新たな発展企画を立ち上げ、研究センターや本社ハイエンドプロジェクトを導入することで、高新区への投資をさらに拡大し、新工場の建設を業界をリードする先導的プロジェクトとして、地域全体の生産能力、研究開発、市場安定への更なる貢献を期待しています。」と挨拶を行った。
続いて、宋長宝代理区長は「これから、蘇州高新区は産業構造の転換に注力しつつ、ハイエンド製造業を含む六つの主要産業の更なる発展を目指しています。また、区内企業のデジタル化とスマート化を積極的に推進することで、サプライチェーンのアップグレードを通し、ハイエンド製造業、省エネ技術、近代的サービス業などの分野で、韓国とのより深い連携を期待しております。優れたビジネス環境をもとに、企業へのより良い一体化サービスを提供し、蘇州・韓国国際創客育成センターなど重要なプラットフォームを建設することで、韓国企業の進出かつ国際人材の誘致を進めて行きたいと思います。」と述べた。
万都海拉電子(蘇州)有限公司本社社長・長尹八柱氏は蘇州高新区の支援に対して、感謝の意を表し、第三期工場の建設企画及び近況を説明した。
万都海拉電子(蘇州)有限公司は2011年に蘇州高新区に進出してから、自動車シャーシの電子機器とセンサー技術製品の開発・生産に注力し、著しい発展を遂げ、2020年の売上高は9.8億元に達し、2021年は12億元の売上高の見込みです。同社は2万平米の建築面積があり、第三期工場の建築を前向きに検討しています。
2021年3月から、韓国万都海拉電子株式会社は株主の変更により、韓国万都グループが100%の株を保有することになりました。9月、万都グループは先進運転支援システム(ADAS)事業を単独で取り出し、Mando Mobility Solutions(MMS)ー新会社を設立した。両社の強みを発揮することで、自動運転事業を推進する為、万都海拉電子株式会社とMMS会社を2021年12月に合併し、新会社HL Klemoveに社名を変更する予定です。
蘇州高新区は、1990年設立以来31年間で、蘇州市全面積の内、僅か2.5%の使用で、蘇州市経済全体の10%を占めるようになりました。現在の高新区単独では、年平均GDP成長率40%、財政収入成長率26%を達成し、全国有数のハイテク産業開発区となっています。現在、蘇州高新区にこれまでに進出した韓国企業は48社を数え、日本企業は645社を超えています。また、高新区独自の「日中韓国際協力産業パーク」は江蘇省内では初めて政府に承認された国際協力産業パークです。
蘇州高新区は、これからも企業の皆様を支援していきます。