日中迎春登山イベント　蘇州高新区にて開催

　「体験江蘇・理解中国」蘇州高新区日中迎春登山イベントが高新区管轄の通安鎮樹山村にて開催されました。

　同イベントには、蘇州日商倶楽部会長、川崎精密（蘇州）有限公司董事長・松永好弘氏、蘇州日商倶楽部副会長、蘇州日本電波電子工業有限公司董事長藤原信光氏、蘇州日商俱楽部副会長、キヤノン（蘇州）有限公司董事長籏持秀也氏、蘇州日商倶楽部副会長、蘇州泉屋百貨有限公司総経理中村学氏など、蘇州日商俱楽部の会員、区内日系企業の代表者が参列しました。政府側、蘇州高新区党工委委員、管委会副主任虞美華、高新区商務局、文体旅局、招商センターの担当者もイベントに参加しました。

主催：蘇州市人民政府対外友好協会

共同主催：蘇州高新区管委会

　大陽山国家森林公園の北部に位置する樹山村は、山の美しい風景の中で気軽にハイキングを楽しめるところで、優れた農村民宿での農事体験もでき、自然を身近に感じる観光地として大人気になっています。同イベントの参加者たちは、樹山村から出発し、大石山路を経由して、大石山木桟道に登りました。程途中で、摩崖石刻、樹山景区、款雲亭、介石書院などを見学しました。また、蘇州図書館樹山分館「介石書園」では、旧正月を祝うイベントが行われ、欽瑞興氏など、中国の書家が旧正月の祝賀となる「福」の漢字と対句を書き、日本企業家の代表者に贈呈しました。参加者たちは親睦を深め、日中両国の文化を交流し、登山イベントを楽しんでいました。

　「今年は日中国交正常化50周年という年であり、新年早々、このような意義深い文化交流イベントに参加できることを嬉しく思います。 進出以来高新区で長年操業してきた川崎重工は、新年も引き続き、蘇州初の油圧マルチコントロールバルブ新製品の工業化することを推進する予定です。 より多くのハイテク技術や製品を中国に導入し、蘇州と高新区における高品質な発展に新たな貢献をしていきます。」

蘇州日商倶楽部会長、川崎精密（蘇州）有限公司董事長・松永好弘氏

　「日中両国には、それぞれ固有の景観があります。 今回のイベントでは、「摩崖石刻」や「福字を書き、春巻を贈る」などを見学し、中国の奥深い文化を皆様に感じていただきました。蘇州泉屋百貨は、日本が投資する複合商業施設として、蘇州の皆様に高品質な商品とサービスを提供し、中日両国の経済・文化交流、そして高新区における最適な総合的ビジネス環境とイノベーションエコロジーの構築に貢献し続けます。」

蘇州日商倶楽部・副会長、蘇州泉屋百貨有限公司総経理・中村学氏

　「蘇州高新区は長江デルタ地域の「日系企業の集積地」であり、現在、高新区と日本企業の共同努力により、多くの研究開発センターと機能センターが導入され、多くの優れたプロジェクトと新技術がもたらされています。 新年、高新区のビジネス環境がますます良くなり、イノベーションと開発が日々発展していくことを祈念します。」

蘇州日商倶楽部事務局長・金谷功一郎氏

　現在、蘇州高新区には660社近くの日本企業が集まり、蘇州市日系企業の3分の1を占め、累計した総投資額が105億米ドルに達し、全国唯一の日中グリーン産業イノベーション協力モデル区、江蘇省第一陣の日中韓産業協力モデルパークに承認され、長江デルタの「第一日系資本高地」となっている。当区は引き続き、日本企業の誘致及び支援サポートに力を入れてまいります。