「上海・蘇州同城発展に融合 蘇州高新区投資説明会」が上海で開催

 5月26日(水)、蘇州高新区は上海浦東・シャングリラホテルにて「上海・蘇州同城発展に融合 蘇州高新区投資説明会・上海」を開催しました。

説明会の様子

 本説明会は、当区が長江デルタ地域一体化発展のチャンスを掴み、バリューチェーン、イノベーション、金融、教育及び医療などの分野における上海市の提携をさらに強化して上海・蘇州一体化発展(同城発展)を図ることを目的としています。

 説明会では、92件のプロジェクトが調印され、投資総額が536億元に達したという。

 中日政府側から蘇州市人民政府副市長楊知評氏、在上海日本国総領事館主席領事・副総領事奥正史氏、蘇州高新区党工委書記方文浜氏、企業側から三井住友銀行(中国)有限公司総経理垣内隆氏、恩基客(中国)投資有限公司(日本ガイシグループ)総経理森俊也氏、積水化学工業(中国)有限公司総経理宮野友之氏、シーメンスグループ中国区総経理マックス氏ほか上海・蘇州側関係者、企業各社代表が参加しました。

説明会の様子

 参加者一同は、蘇州高新区の広報ビデオを視聴しながら、当区の投資・ビジネス環境に関する紹介に耳を傾けました。

蘇州高新区広報ビデオ(最新版)
説明会の様子

 次いで、本社誘致プロジェクト、上海・蘇州一体化発展プロジェクト、テクノロジー系プロジェクトや産業プロジェクトといった4分野にわたる92件のプロジェクトが調印され、投資総額が536億元を上回りました。

 本説明会で調印されたプロジェクトのうち、上海・蘇州一体化発展を図るものとして、主にデジタル商務、文化観光、消費アップグレード、産業アップグレード、都市再開発、教育衛生といった分野をカバーし、2都市の持続的なハイクオリティな発展や多様化した消費者ニーズに応えるプロジェクトが多数発表されました。

 また、多くのプロジェクトは本説明会を機に、除幕を行い事業運営を開始しました。

 5月以降、蘇州は上海とともに「五五」ショッピングイベントを共同開催し、「オンライン+オフライン、プラットフォーム+企業」の協力プラットフォームを構築することで、2都市間のリソースマッチングや、消費マーケットの融合を目指しています。