HOYAグループ、
医療機器新拠点を蘇州高新区に

　12月19日、HOYAグループの人工水晶体中国基地（HOYA Surgical Optics Project）が蘇州市高新区で契約締結され、人工水晶体の生産基地を建設し、白内障患者に向けた医療機器を研究開発し、地域のハイエンド医療器械産業の飛躍的発展に力を入れます。

　HOYAグループ外科光学CEO・ジョン・ゴルトマン氏、グローバルオペレーションの副総裁ニール・マーフィー氏、中国区の総裁、HOYAメディカ（蘇州）有限公司董事長、総経理・趙勉氏等、及びHOYA外科光学グローバルの関係責任者がオンラインまたは現場でイベントに参列しました。政府側、蘇州高新区党工作委員会書記毛偉氏、蘇州高新区副主任、常任委員虞美華氏、及び各区関連部門、行政ブロック、国有企業の責任者らが同イベントに参加しました。

　HOYA株式会社は、「ライフケア」と「情報通信」の2つの事業領域で先端技術の提供に取り組むグローバル企業として1941年に設立されました。HOYAメディカルシンガポールも世界有数の眼内レンズメーカーおよびサプライヤーです。2003年5月、HOYA光電はHOYAグループ光学事業部の生産基地として高新区に進出し、現在発展の勢いが強いです。今回、HOYAグループは再び蘇州高新区における事業アップグレードを行い、外科光学事業に力を入れ、眼内レンズプロジェクトを導入し、眼内レンズの生産基地を構築し、ハイエンド医療機器産業クラスターの発展に力強い原動力を加えます。

　交流の中で、毛偉書記は区党工委、管理委員会を代表し、HOYAグループが蘇州高新区に与えた信頼と支持に感謝の意を表しました。

　「HOYAグループは世界最大の光学レンズメーカーであり、情報通信、健康医療など様々な分野で世界トップクラスのシェアを占めており、高新区との協力基盤は深く、協力の見通しは広大です。高新区はこれまで通り、最高の生態を全力で創造し、全面的なサービス保障を強化し、プロジェクトの早期完成と生産開始を推進し、企業が大きく強くなることを全力でサポートし、ハイエンド医療機器産業クラスターの質の高い発展を共同で推進します」と毛書記が述べました。

　ラッセン氏はシンガポール本部の発展状況と投資計画を紹介し、高新区のプロジェクトへの強力な支援に感謝の意を表しました。

　「過去10年間で、HOYA外科光学は世界で最も急速に発展している第一線の眼内レンズ企業となりました。今回、高新区で眼内レンズの生産基地を建設することで、自社の技術の優位性を十分に発揮し、患者に安全で信頼性が高く、合理的な価格の製品を提供することに努め、高新区との協力を継続的に深め、共に素晴らしい将来を創造します。」と述べました。

　高新区はここ数年、高水準の対外開放を持続的に拡大し、外資系企業を累計で2000社近く誘致し、グローバル500強企業による投資プロジェクトは61件に達しました。産業クラスターの品質と効果を向上させ、医療器械産業クラスターの建設を強力に推進し、体外診断、ハイエンド移植器械、ハイエンド医学映像、デジタル医療などの分野に焦点を当て、バイオメリーズ、サイマーフィ、ユークリッドなどの代表的な企業が1000社を超え、今年の生産額は500億人民元を超える見通しです。次に、高新区は「集中サービス月間」の展開を契機として、産業環境を持続的に最適化、向上させ、一流のビジネス環境を全力で創造し、企業が高新区でしっかりと発展し、すくすくと成長することをサポートします。