吉野家:江蘇省本社を高新区に

 吉野家の江蘇本社事業の調印式が3月25日に蘇州高新区で行われました。運営会社を設立し、江蘇1号店をオープンする計画です。同式典には区の指導者の虞美華氏と周暁春氏が出席しました。

 日系企業の吉野家は1899年に創業され、1992年に中国に進出しました。2022年、吉野(中国)投資有限公司は、吉野家の内部構造を再び統合し、吉野家グループの飲食業界における豊富な経験を利用して、高級飲食市場を積極的に開拓しました。現在までのところ、中国国内の店舗数は約700店に達しています。同プロジェクトは、高新区に営業会社を設立し、蘇州市初の店舗をオープン、華東地域センターを設立します。

 近年、高新区は各種の本部プロジェクトを積極的に導入してきました。シーメンス電気製品中国・東アジア本部、シーメンス艾聞達中国区本部、クノール商用車システム中国区研究開発センター、太盟中国本部プロジェクト、ZAP-X光子手術ロボット中国本部、アイプ中国研究開発生産本部等が蘇州高新区に集まっています。

 また、高新区は対外開放を積極的に推進し、累計で2000社近くの外資企業を誘致しました。その内、日系企業は755社で、パナソニック、キヤノン、三菱、富士フイルムなど世界トップ500企業も多く、蘇州の日系企業が最も多い地区となっております。