蘇州高新区、企業進出支援の更なる高度化と専門性を高める会議を実施

 10月5日(火)、蘇州高新区にて「企業誘致リーディングチーム例会」が行われました。同会議では、当区政府が企業誘致の推進状況を把握し、各部門について発表が行われました。

会議の様子

 蘇州高新区は将来性のある国内外の企業を誘致することに注力しています。

 今年の1月から9月までに、高新区では131件の外資企業の投資案件(増資を含む)が追加され、契約された金額が前年同期比59.7%増の9億5,500万米ドルとなり、実際の外資利用額は前年同期比38.1%増の6億5,700万米ドルとなる見込みであります。今年の第三四半期には、資本金が1009.5億人民元に達成し、156の高品質な産業プロジェクトを誘致が決定し、その内、34プロジェクトの投資規模が1億元を超えており、将来が期待されています。

 高新区では、進出する日本企業の成長を確実に実現させる為の支援を行っております。これまでに、世界トップ500社のうち、計60件の投資を実現させました。また、日本企業の進出にも注力しおり、現時点では蘇州高新区に進出した日本企業は645社になっています。

 近年、世界トップ企業の蘇州高新区への集中的な進出が続いています。クノールブレムゼ商用車システム(ドイツ・自動車製造業)中国R&Dセンター、シーメンス中国本社、ヤム・チャイナ(アメリカ・飲食業)のスマート運営センターなど、本社機能を持つ外資系の投資が35件増加し、江蘇省政府が政策レベルで行っている外資企業本社誘致プログラムについても発表され、10社の進出の支援が決定しています。

 蘇州高新区党工委書記兼虎丘区委書記・毛偉の発表:

 毛偉書記より、今後の進出企業への支援プロジェクトの発表が行われました。

・投資誘致のレベルをさらに向上させ、より多くの中央企業、民間企業、外資企業を誘致する。質の高い企業を多く誘致し、長江デルタの統合と上海・蘇州の共同都市開発の機会を積極的に捉え、企業の本社プロジェクトを誘致するための努力を強化します。

・新しい状況や変化に合わせて調整し、科学的で競争力のある投資誘致するめの優遇政策を展開します。

・高新区の投資ブランド力を拡大するため、投資促進活動を積極的に企画・開催し、「産業科学イノベーションサイト」のブランディングに注力し、新世代情報技術とハイエンド機器製造のクラスター効果を生かし、医療機器・バイオ、集積回路、デジタル経済、グリーン低炭素産業などの新興産業の発展を拡大します。

・主力産業を中心に構築を加速し、サポートサービスの専門性を高めることで、産業発展を促進します。

・企業誘致のチームビルディングを再度強化し、投資促進要員の構造を最適化し、専門的で国際的な投資誘致チームを構築します。

 蘇州高新区は進出企業の成長に合わせて、更なる高度化と専門性を高め、支援して参ります。