全区がフェンスで囲まれた封鎖管理方式が採られ、国家機関8部門による検査を受け、2003年9月に正式運営がスタートしました。
道路・水・電気・通信・汚水/雨水処理・天然ガスなどのインフラは用地と共に整備済みです。輸出加工区には自前工場のほかレンタル工場があります。
蘇州高新区輸出加工区は、2003年3月に国レベルの輸出加工区として設立され、面積は2.77平方キロメートルです。
2003年9月から正式に運営スタートしました。2010年4月末現在、日本企業を含め、進出した企業は48社で、累計輸出入総額は280億米ドルに達しています。取扱貨物価格は455億米ドルを超えました。
蘇州高新区北西部の発展を目指して設立された蘇州高新区輸出加工区は、優れた投資環境と充実したインフラ施設をもって、日本、台湾、韓国、アメリカ、ヨーロッパなどの国・地域の企業の投資を数多く受け入れています。
コンピューター部品、自動車部品、液晶製品、半導体、トランジスタ、精密工作機械などの企業が多数進出し、電子通信、精密機械など二大産業特別地域を造り上げ、中国の中でも屈指の輸出加工区となっています。
輸出加工区の企業は「境内関外」の管理モードを採用して、中国国内の優位性を享受するだけではなく、中国国境外で生産するのと同様な優遇政策が享受できます。
蘇州高新区輸出加工区で加工、生産する貨物と納税すべき労務に対して、増値税と消費税を免除します。
生産において必要な機械設備、金型、メンテナンス用部品及びユーティリティー関係の機器、設備と建設用の品物、自社用の事務用品に対して、すべて関税と輸入環節増値税を免除します。
輸出加工区と輸出加工区間の製品、原材料、機械設備等の出入り貨物はすべて免税扱いとなります。
中国国境内輸出加工区外の企業は輸出加工区内に貨物を販売するのは輸出と認められ、国家の増値税還付の優遇政策が享受できます。
輸出加工区外から輸出加工区内に国産の機器、設備、原材料、部品、パーツ、梱包材及び建築材料等を販売するのはすべて輸出と認めて税金還付が受けられます。企業は輸出加工区内、生産のため発生した電気代の13%増値税還付の優遇政策が享受できます。
輸出加工区内生産において必要な輸入原材料、部品、梱包材量及び消耗材料は全額保税扱いとされます。
保税加工、保管配送、運送、保税物流、特別関税取扱地域、製品研究開発、製品修理(国産輸出製品)、測定。中国国内では、最も機能完備の総合保税エリアです。
管理方式 | 封鎖管理方式、出入口や周辺の囲いに対するケーブルテレビ監視制御システムを採用。24時間通関予約可能なので、すばやく通関できます。 |
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審査手続 | 銀行保証金帳簿は採用せず、契約記録に対する管理委員会と税関が審査を実施しますので、資金の運用にプラスになります。 |
監査方式 | 「登記手帳」制度を採用せず、電子登録システムの導入により、企業と税関が電子申請を実施します。 |
通関方式 | 「一回申請、一回審査、一回検査」の通関方式を採用。属地税関申告なので、通関手続は速くて、簡素化になります。 |
監査手段 | 最新の情報技術システムの導入により、企業、管轄税関、港税関の三者がネットワークで管理を実施します。 |
契約変更 | 契約変更の手続を簡易化、直接税関に申請可能です。 |
照合・消込管理 | コンピューターで、半年に一回、照合・消込を実施。手帳の管理や、提出の手間を省きます。 |
無配額管理 | 輸出加工区と国外の間の貨物輸出入に関する、輸入割当額・許可証管理を実施しません。 |
検査検疫 | 検査目録内設備の検査免除、国内且つ輸出加工区外の輸入貨物の検査免除、旧機械設備のみ検査実施。 |
外貨管理 | 輸出時の外貨受取と輸入時の外貨支払の照合・消込手続をしません。 |
交通条件 | 312国道と蘇州鉄道西駅隣接、上海―南京高速道路の出入り口まで約1キロメートルと利便性が高く、公共バスも数線路あります。 |
独立税関 | 蘇州通関申告通関検査センターが輸出加工区出入り口に設立し、国内最も規模大きく、機能完備の一流エリア物流税関プラットフォームです。貨物通関プロセスの全て行政と社会サービス及び一般貨物と各専属区通関管理サービスの提供ができます。 |
地質条件 | 蘇州市エリア内でも、輸出加工区の地質構造は最も優れています。地耐久力は20トン/平方メートル、3階以下の工場建物も杭打ち作業の必要性はありません。区内平地で海抜(黄海標高)が平均3.3m以上です。 |
生活環境 | 美林青年マンション、ビジネスセンター、娯楽、飲食、デパート、銀行、湿地公園等完備しています。 |
工業園区 | 輸出加工区と周辺の最高水準ハイレベルレンタル工場団地を組合わせ、区内企業発展のため、多様な選択肢を提供します。 |