蘇州高新区樹山村・品質向上観光政策 一連の観光振興政策により魅力ある変貌を遂げる

 暖かい春風が一夜にして千樹梨の花を咲かせ、新型コロナウイルス終息を迎えた農村観光業は徐々に回復しつつある。回復は経済面でも顕著に表れており、より良い観光環境を作り、安心、安全で多くのお客様をレジャーに導くために高新区通安鎮樹山村では新たな観光政策として「コンビネーション拳法」を打ち出した。政策では観光地管理の最適化、オンライン宣伝を駆使し、レジャーの品質を高めるなどを通じて、コロナ終息後のこの期間をレジャー促進の黄金期と捉え、レジャー消費の振興を狙い策定されました。3月21日、 樹山村 において「2020蘇州・樹山の春」梨花シーズンの開幕式が予定通り行われ、第一陣の観光客が 春節以来の2か月ぶりに樹山村に到着すると新しい変化に直ぐに気付いた。

適切な管理、観光スポットを開放

 3月21日早朝、蘇州市民の呂さんは家族を連れて樹山にやって来ると身分証と個人の蘇城コードと予約した二次元コードを提示して、体温を測った後、呂さん一家は観光スポットに入ると、そこには暖かい春の光を浴び、春の息吹を感じる場所が待ち受けていた。

呂さんは記者に 「マスクをして、観光客同士の距離も保っていますが、美しい春色は少しも目減りされていませんでした。観光スポットは春節の休園中に管理をアップグレードし、コロナ後の樹山村はもっと美しくなったよ。」と語った。

観光客の集中を避けるため、樹山村は「閉鎖式予約制」による観光スポットの入場方式を試みている。毎日「8時ー13時」と「13時ー18時」の2つの時間帯を設け、各時間帯に最大2000名が予約可能の「時間帯予約制」を導入し、予約済みの観光客は発行されたQRコードで入園します。3月18日に予約システムが運用開始され、21日までに既に14000名以上の観光客が利用している。

事業者への支援、業種転換の誘導、アップグレードの促進

山村の新しい変化は、観光客に賞賛されると同時に、観光地に入居している商店主にも歓迎されています。

新型コロナ肺炎の発生以来、観光地以外の山村の農家は自主的に営業を停止し、積極的に疫病防止活動に協力していたが疫病の状況が緩和されるにつれて、山村の商店も積極的に復活に取り組んでいる。足並みを揃えるように観光地の開放初日には、樹山村の民宿、農家楽も全面的に営業再開した。観光地区管理委員会の指導のもと、樹山村の民宿、農家楽、コンテンツ産業など周辺の様々な業種も「自己品質の向上」に努めることにより観光地の有り方は多様な変化を生んでいる。

サービスと品質を向上させ、農村レジャー産業を力強くバックアップ

コロナウイルスとの戦いは勝利の兆しが見え始めたが、どうやって農村観光を復興させ、「迅速な振興と、品質の向上」に取り込むか、樹山村と事業者にとって直面する最大の課題であることはどの事業者にとっても重要な目標であることは一致している。

樹山村の陳進さんは民宿「ここは木山」のオーナーで、コロナウイルスの影響により、以前には春節期間中に部屋の予約が取れないほどの人気の民宿だったが、蘇州市封鎖の発表により一夜ですべての注文がキャンセルされ甚大な被害を抱えている。

営業再開後は、彼女は村の他の民宿業者のように、自分たちの民宿の特色を発掘し、リスクに対する対抗策を高め、地元の地鶏、茶葉、枇杷、楊梅などの特産農産物を民宿に取り入れたことにより、観光客へ以前とは更に豊かな体験をしたおかげで、民宿の収益は回復した。これらの努力により、営業再開の初日は民宿の予約は満室となった。陳さんは、この状況を見て封鎖後の「ゼロからの再出発」の田舎の観光について、彼女は明るい展望を感じている。