中国プラス成長回復 コロナに苦しむグローバル経済に貢献

 中国国家統計局は16日に中国の国内総生産(GDP)が第2四半期(4-6月)には前年同期比3.2%増加したと発表した。世界の主要経済体の中で、第2四半期の中国経済は唯一の「プラス成長」となり、引き続き低迷している世界経済に自信を与えた。人類共通の危機に直面して、中国は揺るぎなく対外開放を拡大しグローバル産業チェーンとサプライチェーンの安定・スムーズな流れを維持し、開放によって改革と発展を促進している。

 中国経済の強い強靱性とポテンシャル

 上半期(1~6月)の中国実質国内総生産(GDP)は前年同期比1.6%減だったが、第2四半期(4~6月)は前年同期比3.2%増加と、市場予想を大きく上回った。また、上半期の対外貿易の輸出入は予想よりも好調で、6月は輸出も輸入もプラス成長を実現した。4月から輸出が3ヶ月連続でプラス成長を実現し、6月の輸出入額は同5.1%増加し、うち輸出は4.3%増加、輸入は6.2%増加した。中国経済は引き続き極めて強い強靱性とポテンシャルを示している。

 世界最大のパソコンキーボードとカメラのメーカーとして、蘇州にある台湾系EMSメーカーのチコニー・エレクトロニクス(群光電子)の1月と2月の売上高は前年同期比19%と14%減少したが、新型コロナウイルスの感染抑制で、生産活動が再開され、オンライン需要の拡大に伴い、企業の受注が急増し、上半期の売上高は同25%増で、当初の目標を大きく上回った。

 群光電子(蘇州)有限公司の王恵凱副総経理は、「企業が着実に生産再開と成長回復することができたのは、政府の感染症に対する効果的な抑制のおかげだ」と述べている。

 蘇州高新区にあるNGK(蘇州)環保陶瓷有限公司は19年前に進出した日系企業で、世界の自動車排ガス浄化用部品製造分野の「チャンピオン」だ。第1工場は2001年の設立以来、合計5回の増資を経て10回の設備投資を行い、生産能力は20倍に拡大した。2019年末に30億元の新増資プロジェクトが完成し、企業の生産額は50億元に倍増する見込みだ。

 「中国はエネルギーとチャンスに満ちた市場だ。」社長の長良直氏は初めて中国に来たのは1987年で、30年余りの間に中国の対外開放の水準がますます高まるのを目の当たりにした。「外資企業として、国家電力システムの入札に参加することもできる。これは多くの国や地域では考えられないことだ。」

 最近、世界第二位の小売業者である米国コストコ(Costco)は中国大陸の二番目の店舗が蘇州高新区に定住した。プロジェクトは登録から着工まで100日しかかからなかった。今年上半期、蘇州高新区には外資プロジェクトが45件増加し、外資使用額が6.91億ドルで、同91.39%へと伸びた。

 「中国大陸は我々が非常に重視している市場だ。ますます開放されている中国市場は外資企業により良い環境を提供するだろう。」コストコの张嗣汉総裁によると、蘇州高新区の店舗は中国初のフラッグシップ店になるという。

ソース:「新華社」