2021高新区中日友好記念植樹式を行いました

 「2021高新区中日友好櫻花林植樹式典」が3月12日(金)、蘇州高新区の高景山公園内に行われました。3月12日は中国の植樹節であり、1979年に始まり今年で43回目を迎えました。

 式典には、中国側から高新区党工委書記兼虎丘区委書記方文浜氏、高新区党工委副書記兼虎丘区区長毛偉氏、高新区党工委副書記宋長宝氏、区人民代表大会常務委員会主任戴軍氏、区政治協商会議主席張国暢氏、日本側から蘇州日商クラブ副会長、蘇州日電波電子工業有限公司董事長藤原信光氏、蘇州日商クラブ副会長、キャノン(蘇州)有限公司董事長籏持秀也氏ほか高新区政府関係者、区内重点日系企業、内資系企業代表、現地の中日学生が参加しました。

藤原信光氏(前列左)及び方文浜氏(前列右)

 式典が行われた高景山公園は、楓橋街道馬澗路南側に位置し、園内に健康歩道、休憩所などが設置され、市民憩いの場として整備されています。

高景山公園(イメージ図)
▲中国政府関係者、日本企業代表など式典参加者によるサクラの記念植樹

 式典においては、藤原信光氏から「我々が共同して植栽するサクラの苗木が日中両国の友好の証です。今回の植樹式は非常に意義のあるものであり、日本企業が高新区に投資し高新区に根ざすという確信が更に強化されたと思います。ちょうど高新区が設立以来「4度目の十年」という大きな節目を迎えており、今後とも高新区とともによりよい未来を作っていきたいと考えています」との挨拶が行われました。

高新区内の桜風景

 近年、蘇州高新区が「緑色発展(グリーン発展)」理念を実践しつづけ、生態文明建設を最優先事項として掲げてきました。区内における長さ25キロメートルの太湖岸線、49座もある秀美な山といった豊富な自然資源を強みとして活かし、全力で「真山真水園中城(本物の山水に囲まれた街)」を作り、持続可能な発展やグリーン発展を推進することで高新区経済の高度成長に新たな活力を加えました。

▲高新区内の自然風景

 「第13次5ヵ年計画」期間中には、高新区が自然豊かな街づくりに専念し、緑化・生態系保全を推進してきました。その結果、区内の緑被率が46%に達し、江蘇省初のグリーン建設模範区に入賞しました。

 2020年、高新区にある樹山村が「国家森林農村」に選ばれ、同年白豸山、横山、小龍山という3つのスポーツ公園が建設されました。これを受け、一人当たりの緑地面積が14.8平米、新たに標準に達した「海綿都市(スポンジシティー:スポンジのように水をよく吸収する能力を持つ都市を指す)」の面積が242万平米を超えました。

高新区内の自然風景

秀美高新
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