蘇州高新区 企業生産が再開し秩序よく加速
中国国内の感染防止・抑制の状況が次第に良い方向へ向かうにつれて、蘇州高新区内の様々な企業が率先して操業・生産を再開している。蘇州高新区は新型コロナウイルスの感染予防・抑制を着実に行うと同時に、サプライチェーンや人員確保、物流などの面で支援を強化し、区内企業の業務・生産を秩序よく再開のサポートを行い企業生産の回復を支援している。
「クラウドサービス」を整え、物流「大動脈」の再開、従業員の職場復帰を支援
これまでに道路交通規制などの影響で、生産に必要な原材料や部品などの供給が制限され、多くの企業の生産再開に影響を与えている。蘇州高新区では、「高新区企業サービス クラウド プラットフォーム」を提供しており、専門家チームを企業へ派遣し、1体1の手厚いサービスを提供するなど企業が直面している現場での問題の解決の支援を提供している。
「オンラインとオフラインのコミュニケーションを融合させて、防疫対応と企業サポートの両面に対応する業務サポートシステムを構築し、企業生産再開における課題をリアルタイムに把握して解決する。これらの対応は企業が秩序立てて業務・生産再開を確実に行うことを目的に実施している。」
さらに、蘇州高新区は累計約1億元の財政資金による助成事業を開始し企業の従業員の募集を促進と雇用の安定化支援措置としてリストラを実施しない企業には失業保険料を5300万元を還付するなど、企業のコスト増に対して様々な支援策を実施している。
3月末までに区内で、一定規模以上の企業758社が全て業務を再開した。その他、「獅山広場」や「清華蘇州環境イノベーション研究院」などを含めた、高新区本年度の重点プロジェクト6項目が全面的に再開した。