自然と都市の融合:蘇州高新区

 先日、蘇州高新区の自然風景は「新華日報」にて報道され、全国で注目されています。

 長きにわたり、国家レベルハイテク開発区である蘇州高新区は、自然環境を全力で保全し、山水の風景と近代的な都市生活が共存するエコシステムを構築していく方針を明らかにしました。

 東側は京杭運河であり、西側は太湖と接する蘇州高新区には、56座の山、28kmの太湖岸線と京杭大運河岸線、319本の川があり、美しい自然風景と快適な都市生活が融合し、「真山真水園中城、科学技術人文新天国」と美称されています。

 自然の恵みを経済発展優位性に転化させる為、蘇州高新区は「三山二河二湖」の重点地区を建設の中核とし、自然環境に対し、持続可能な利用開発を徐々に推進することで、「山城一体、山湖一色」の現代化都市新構造を作っていきます。

 蘇州高新区の自然風景を体験するには、「太湖大道」が最適な場所であり、車で寒山大橋京杭運河の西側から入り、太湖へ向かって行くと、道路の両側には青い山があり、猛暑を乗り切る涼しさを届けてくれます。

 途中では、大陽山の蘇州楽園、五龍山の彩石湖公園、竜山の竜山体運動公園、そして荘里山の近くにある南京大学蘇州キャンパス等、様々な自然風景と人気スポットを楽しめます。

 この数年間、蘇州高新区は「二山」を中核とした都市建設を堅持し、積極的に山水資源の保護と利用を進めており、「筆耕陽崖・林泉高致」イベントを企画し、「湖山風雅頌」と呼ばれる歴史人文シリーズを出版しました。

 大陽山国家森林公園、樹山農村観光重点村の人気が増しており、横山、龍山、高景山等のスポーツ公園も次々と建設されています。

 獅子山、大陽山、荘里山、京杭大運河、滸光運河、太湖、石湖は蘇州高新区の最も重要かつ代表的な自然財産であり、自然や古い町並みが高新区における3つの大きな機能エリアを連結しています。

 大陽山地区には鶏籠山、鳳凰山、観山、樹山、青山、陽抱山等の山が多く、山水資源が豊富です。

 蘇州高新区は呉文化の重要な発祥地であり、山が多く、「文物遺跡」、「亭橋塔堤」、「名人古墳」、「牌坊石刻」等の文化財産が集まっています。

 蘇州高新区は現在、省レベルと市レベルの文化保護場所がそれぞれ2ヶ所と13か所あり、その他の文物古蹟と自然人文資源も多数あります。

 蘇州高新区で散歩する際、山と城が融合されている特殊な魅力を感じられます。

 「獅山文化広場」の建設は全面的に進められており、将来は獅山大劇院、蘇州科学技術館、天獅湖、何山体育公園、環山フィットネス歩道等の関連施設が完成すると、地域の山水が調和する都市となり、「東に金鶏湖、西に獅子山」という都市建設目標に目指しております。

 太湖科学城の機能エリアでは、荘里山を核心とする南京大学蘇州キャンパスの建設が加速しています。

 計画によると、ここを同キャンパスの科学創造の原動力とし、環庄里山に科学装置、一流科学教育施設、最先端創新プラットフォームを集中的に配置することで、重大科学研究を展開し、山水生態に基づく環太湖科学創圏の発展をリードする方針です。

 是非一度、訪れてみてください。